「パラレルワールド・ラブストーリー」東野圭吾


パラレルワールドラブストーリー表紙

「パラレル・ワールド」をキーワードに、現実と夢が交錯しながら展開していく、スピード感ある作品です。
目が覚めた世界では、親友の恋人であったはずの女は、自分の恋人として存在し、誰もかれも、自分でさえもそれをごく当たり前のこととして受け入れている。
しかし、崇史が眠るとみる夢やおぼろげな自身の記憶の中では、麻由子は智彦の恋人。
最初に紹介された、あの日からずっと。
ただの夢とはいえない確実な違和感やアメリカに渡ったという親友の消息、最後に崇史がたどりついた真実は、衝撃的なものでした。
誰もが味わったことのある、他人へのほんの小さな妬ましさ。
好きな人をとられたくない気持ち。
ストーリーのリズム感にのって、登場人物3人が織りなす「人間らしさ」がとても魅力的です。
現実的にはありえない綺麗すぎる話ですが、非常に読みやすく手軽に感動できるので、なかなか本を手に取る機会のない忙しい大人に、いい羽休めとして読んでもらいたいです。

■ツイッターでの読書感想

admin_kin

これからは電子書籍の時代!ということで、コツコツとおすすめの電子書籍を紹介していきます。使っているリーダーはKindle Paperwhiteです。

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